<   2006年 02月 ( 11 )   > この月の画像一覧

2006年 02月 26日
ミリオンダラーベイビー
ミリオンダラー・ベイビー
/ ポニーキャニオン
スコア選択: ★★★

6.0点

ロードムービーのような淡々とした映画です。

イーストウッドの言いたい事は良く解るけれど

やはりここは客観的に作品を観る目も作り手には必要だと思いました。

ちょっと長く、退屈な映画です。

言わんとしている事は良く解るのですが。。。
この手の映画では「海を飛ぶ夢」の方が上手だと思いました。
[PR]

by seawolf_squall | 2006-02-26 22:05 | プロジェクター鑑賞
2006年 02月 26日
星になった少年
星になった少年 スタンダード・エディション
/ 東宝
スコア選択: ★★★★

7.8点

日本映画にしては絵にもこだわっています。

タイには2回程行きましたが(とはいえ、南部です)

タイらしい赤い大地と緑のジャングル、青が濃い空、埃っぽい風。。。

これらを本当にそのまま表現しています。

日本の風景も象がいるせいか少し南国風な味付けの映像でした。

それとやはり坂本龍一のBGMが今回素晴らしかったです。

「戦メリ」以来の出来だと思いました。

役者では主役の柳楽君もそうですが、常盤貴子の演技に圧倒されます。

彼女、余計なお世話ですが、早く結婚して欲しいです。

そうした方が更に演技に磨きがかかるような気がしました。
[PR]

by seawolf_squall | 2006-02-26 22:04 | プロジェクター鑑賞
2006年 02月 26日
電車男
電車男 スタンダード・エディション
/ 東宝
スコア選択: ★★★★

7.2点

平たく言えば「101回目のプロポーズ」と同じ路線です。

でも、山田君、今じゃプライベートでは色々と噂がありますが、

彼の一生懸命な演技に思わず泣いてしまいました。

ストーリーもほのぼのと面白いですが、彼の

つたないながらも、本当に素直に一生懸命な演技に涙が出ました。
[PR]

by seawolf_squall | 2006-02-26 22:03 | プロジェクター鑑賞
2006年 02月 26日
ドラゴンハート
ドラゴンハート
/ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
スコア選択: ★★★

6.8点

こちらも980円シリーズです。(笑)

昔話風なストーリーながらメリハリのある、

とても大切なことを無理なく愚息にも教えてくれる

映画でした。
[PR]

by seawolf_squall | 2006-02-26 22:02 | プロジェクター鑑賞
2006年 02月 26日
ハムナプトラⅡ
ハムナプトラ2 黄金のピラミッド 
/ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
スコア選択: ★★★

7.0点

これも980円(笑)

前回に比べて更にパワーアップしているのが解ります。

より白熱して観られます。
[PR]

by seawolf_squall | 2006-02-26 22:02 | プロジェクター鑑賞
2006年 02月 26日
ハムナプトラ
ハムナプトラ 失われた砂漠の都
/ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
スコア選択: ★★★

6.8点

何故今頃?と思いますでしょうが、実は980円で販売していたのを

女房が買ったものです。

何回見ても結構面白いですね。

ストーリーにもスピード感があって結構ドキドキしてる間に

最後までいってしまいます。


[PR]

by seawolf_squall | 2006-02-26 21:58 | プロジェクター鑑賞
2006年 02月 26日
素敵なおまけ
先日買った車より先にキャンペーン中だという事で
選んだプレゼントの方が先に届いた。
色々なものが明記された中から一つ選ぶというもので
普段だったら中々買わないアイスクリームにした。
アイスは良く食べるけど、一個250円とかするアイスは
中々自分じゃ買わないのでこれに。(笑)
車はあと2週間だが車が来る前に確実になくなりそうだ。これは。
やっぱりこういうのはちょっと幸せな気分になります。

f0009086_2191497.jpg

[PR]

by seawolf_squall | 2006-02-26 21:09 | PHOTO日記
2006年 02月 11日
春近し
今日は車の車検も近いし、最後のドライブという事で、
千葉県東金にある「加藤イチゴ園」にイチゴ狩りに行ってきました。
イチゴ園到着と同時に記念撮影の愛車です。
f0009086_22385539.jpg




イチゴのハウスの中は初夏のような暖かさ。
イチゴの花もあちこちで咲いてます。
f0009086_22393388.jpg




昨年同様とても大きく甘いイチゴです。
イチゴというよりイチジクって重さでした。
f0009086_2240422.jpg




愚息も一粒でさえ頬張るように食べないとならないのです。
f0009086_22403212.jpg




イチゴは隣のハウスからこちらに下がって進入しています。
f0009086_2241563.jpg




私の食べた後のヘタ。
これだけ食べれば元は取ったでしょうか?
f0009086_22412918.jpg




愚息も満足そうな顔です。
f0009086_22414724.jpg




その後、近くの九十九里浜に寄ったのですが、
途中、う○こがしたくなって大変!
かなーり南下してやっと見つけたローソンに爆撃してきました。
その後海岸でちょっと遊びました。
f0009086_2242773.jpg




波に向かって砂を固めた団子を投げる愚息。
こんな事でも楽しそうでした。
風は少しだけ春の匂いがしました。
f0009086_2242266.jpg




おまけ。帰ってきてからカブトムシの幼虫の土換え。
本当に今年のカブトは大きいです。
いまのところ18匹がすくすくと育っております。
f0009086_2242559.jpg




おまけⅡ
大切な時計がついに壊れました。(泣)
また直して使おうと思います。
f0009086_22431139.jpg

[PR]

by seawolf_squall | 2006-02-11 22:46 | PHOTO日記
2006年 02月 05日
大きな買い物Ⅱ
f0009086_22201764.jpg


やっと決めました。大きな買い物Ⅱです。
体調を崩したおかげで大急ぎで決めてしまいました。
エリシオンです。
今後最低3年はお世話になります。
ホンダさんには3年ぶりにお世話になります。
もうビックリの交渉でした。
口火を切ったホンダさんに敬意を表してエリシオンに決めましたが、
対抗のエルグランドやアルファードも価格ではほぼ横一線でした。
誤差3万以内の激戦だったです。
結論から言ってアルファード、エルグランドはでかすぎ。
エスティマも良かったけど、ちょっと高かったのと、
あまりシートの色が選べなくて断念しました。
自分しか乗らない(女房は免許なし)ので洗車なども自分一人でいつもしてる関係上、
あまりでかいと自分が洗車中、夏に溶けたり、焦げたりとか
冬に凍るかもしれないじゃないですか?
で、屋根が守備範囲なエリシオンにしました。
運転した感じも一番GOODでした。
音とかも好きな感じでしたしね。
とにかく、無事契約終えてすっきり安心しました。
今の車、あやうく車検切れるところだったし。。。。
[PR]

by seawolf_squall | 2006-02-05 22:28 | PHOTO日記
2006年 02月 03日
雲上夢片(うんじょうむへん)


f0009086_19351997.jpgいつもそうだった。
「バカヤロウ」が口癖だ。
「バカヤロウ、てめえ」と言ってその後でニヤリと笑う。
俺があっけにとられているとそのうちに歯を見せて「はっはっは」と声を上げて笑うのだ。
何故、俺が好かれていたのかは解らない。が、確かに自分でも可愛がってもらっていたという
自覚がある。
その証拠に二人で飲みに行く事も少なくなかった。
当時、俺は20そこそこ。主任は16上だった。
俺の直属の上司はチーフでこの人が32歳、一回り上だった。
主任は仕事は出来たが敵も多かった。
それまで100時間を越える残業を30時間以下に減らした人だ。

音楽関係の仕事とはいえ、企画して卸す会社だからそんなに派手な会社でもない。
それでも人気はあった会社に何故か入社試験にパスし、合格した。
後で聞いたら数10倍の競争率だったようだ。
もっともあの頃、東芝EMIには2人募集のところ3000人近くが申し込んだと
いうからそれに比べれば大した事はない。
仕事柄、営業以外がスーツを着る会社ではない。
通勤の時、主任はいつも胸を開けた柄のシャツとジャケットにエナメルの靴を履いて、
冬はその上に革のロングコートを肩に羽織る。
会社ではエナメルから雪駄に履き替える。冬でも雪駄だった。
髪の毛は綺麗になでつけ、ロッカーには高そうなコロンがいつも入っていた。


いつも新譜の配布は主任と俺でやっていた。
新譜はメーカーごとに発売日が決まっているのだが、
21日と25日が多い。特に21日は6割のメーカーが発売するので
膨大な量になる。店には発売日1日前に配達するのでその前々日くらいから
商品を出荷するための準備をしていた。
主任はLP、俺はシングルとカセット。
新譜の棚にメーカー順、企画番号順に並べて入れておく。
伝票の出力にしたがって各店舗ごとに出荷していくという作業。
主任が出したLPに俺がシングルとカセットを足して行き、
一つの店舗の出荷が終わる。
もたもたしていると主任の出荷したLPが俺の前で溜まる。
あまりに溜まると、主任は黙ってシングルを出荷し始める。
俺はしばらくはカセットだけの出荷になり、溜まった商品がはけると
また主任はLPを出し始める。
そのときにも「バカヤロウ、早くしろよ」
そう静かに言ってニヤリと笑う。
デイリー業務が終わってからの作業なのでこの新譜の時は
いつも残業は免れない。
年末などは10時過ぎまでやったりしたものだ。
そういう時、主任は決まって差し入れをしてくれる。
コロッケだったり、肉まんだったり。。。
そして黙って食い終わると、また黙々と出荷するのだ。

ある時、俺は営業所長と衝突しそうになった事があった。
みんな影では日和見的な態度の所長を悪く言っていた。
でも、表では当たり前だがそんな事は言えない。
俺は気に入らない事があったのか、はっきり言おうとした。
若いからといえば聞こえは良いが、どこかで捨ててしまうようなところが
俺にはあった。腹が立つと「もうどうでもいいや」という考えになってしまう。
その時、主任に止められたのだ。
仕事が終わってから、主任に呼び出され、
途中下車した駅の近くの串焼き屋に連れて行かれた。
黙ってカウンターに並んで座り、飲んで食べた。
俺は我慢できなくなって思わず主任に言った。
「俺、辞めたっていいんですよ。言いたい事言わせてください」
「バカヤロウ おまえいつまでたってもガキだな。
そうやってジタバタしてると身動き取れなくなるんだぞ。」
「でも俺、間違った事してないじゃないっすか」
「だからお前はガキだって言うんだ、俺が言ってる。わかるか?」
「悔しくないんすか?俺達のせいにされて。。。」
「いいからこらえろと言っているんだよ」
そう言って主任は横で酒を飲み干していた。
俺はそう言われる事が嫌じゃなかった。
俺を信頼してくれている。そんな感情が言葉のどこかから拾える気がしたからからなのかも知れない。
影で言っていることを何故ああいうところで言わないんだという思いがあったが
そんな俺の思いは主任は良く解っていたのだろう。
主任の有無を言わさない言葉に俺は決まって「はい」としか言わなかった。
何故とかだからとか余計な言葉を言う事が好きじゃなかった。
主任にしてみればそこが良かったのかもしれない。
余計な説明は主任もしなかった。
俺がそういうものを飲み込んで返事をしている事もわかっていたからなのだろう。

一声かければ大勢の仲間が集まる人だった。
新宿でよく飲んだものだ。
あまり綺麗な店で飲んだ記憶はないが、いつも美味しい店を自分で持っていた人だった。
私がその会社を辞めたのは、主任が辞めた半年後だった。
僅か3年で辞めた。主任がいなくなったからという訳じゃないつもりだ。
その後20年以上も付き合いが続いた。
いろんな人に珍しがられたが、俺の中では主任と俺の関係はずっとあの時のままだった。
だから仕事上での上司と部下の関係ではとうになくなっていたのに
しばらくは相変わらず俺は「主任」と呼んでいた。
すると決まって「バカヤロウ」と言ってはにやっと笑った。
俺はその照れたような「バカヤロウ」が好きだった。
いつも大勢の人間が周囲にいる人だった。
なのに何故か俺とは二人でいることが多かったように思う。

そんな人が一人で逝った。結婚もとうとうしなかった。
何も誰にも言っていなかったようだった。
電話で連絡を取り合った元会社の仲間も誰一人知らされてはいなかった。
「おまえが知らないんじゃなぁ。。。」チーフであった元上司は俺に電話でそう言って
しばらく黙り込んでいた。

酒と本と唄う事が好きで、少林寺をやっていた。
格好は新宿じゃ本物と間違う程だ。
当時の主任の歳を今の俺はとっくに上回っている。

そして主任が57で逝った事を教えられた夜、
俺は久しぶりに夢中になって小説を読み終えたところだった。
「黒龍の柩」という本で著者は北方謙三だった。
信じられないまま寝床に入って考えていると、思い出した事があった。
主任の愛読書は「竜馬が行く」だった。良く勧められた記憶がある。
後に俺は「竜馬が行く」と「坂の上の雲」と司馬遼太郎の本では読んだ。
主任はこういう時代、つまり幕末に生きたかったのだろうと思った。
またこういう時代に生きる事がこれほど似合う人もいないだろう。
そして思ったのだ。本当に誰にも自分の事を教えなかったのか。
俺にこの本、「黒龍の柩」を読ませたのは主任じゃなかったのか。
何故って、この本の主人公は土方歳三だったから。
主任が読みたかったんじゃないのかとふと思った。

翌日、通夜に出席した。
俺の服装は思いっきり派手なものだった。
カシミヤのダブルロングコートにダーバンのシルクのダブルスーツ、
青紫のシャツにセルッティのネクタイ。。。
主任が喜びそうな格好だと思えた。

親類に挨拶をし、焼香台の前でふと顔を上げると、
あの照れたような顔の遺影が俺に何か話しかけてくる。
俺は溢れてくるものに驚きながら焼香を始めた。
まるで自分のものじゃないように冷静だったが
視界は滲んでいた。
「主任、あの本、俺に教えてくれたんじゃないすか?」
「ばかやろう、そんなことどうでもいいだろう、
それより、お前らがそっちでぐずぐずしているうちに俺は
夢追ってこんなに高いところまで来ちまったよ」
会社を辞めてからは二人で起業し、それも途中で相手に逃げられてからは
借金を一人で完済し、新潟の店にまで自分のところから商品を卸していた主任。
決して楽ではなかった筈なのに、そんな事は口には出さなかった。

その後、以前の職場の人と飲むことになった。
チーフがぽつりと言った。
「すい臓癌で入院して1週間だったらしい」
「あの人らしいですね」
まるで一陣の風のように生ききった人だった。

主任、今度は何やるつもりですか?

主任、そっちでは夢、つかめそうですか?
今度はもっと自由に生きてください。
俺らはもう少しだけジタバタしてみますよ。
「ばかやろう、こっちへ来るなんてガキのお前にゃまだまだ早いんだよ」
そういって照れたように笑う。
俺が焼香を終え、背を向けた時だった。
「じゃあな」
確かにあの声だ。
背中に言葉が突き刺さったようだった。
嘘のように涙が頬をつたっていた。
「俺、もう主任と仕事していた時の主任よか年上っすよ。でも、ガキでもなんでもいいです。
だから。。。すいません。。。」
そこまで心の中で言うともう糸が切れたようで溢れるものを止める事が出来なくなっていた。
「ばかやろう、泣くな。きちんと別れを言えよ」
俺は言葉にならない言葉を呟いていた。
「ありがとうございました」
振り返ると照れたような笑い顔があっただけでもう何も聞こえなかった。
[PR]

by seawolf_squall | 2006-02-03 19:16 | 思考の深淵