2013年 06月 16日
BOTTECCHIA 8AVIO インプレッションなど
シャチです。

昨年10月に買って以来、8ヶ月あまり乗ってきました、
BOTTECCHIA 8AVIO (ボッテキア オッタヴィオ)
のインプレなんぞを書いてみようかと思います。
あくまで、今年レースデビュー、もうすぐ50になろうかという貧脚おやじですので、
上級者の方には参考にならないかも知れません。m(__)m

買った当時は反応の良さにびっくりしたものです。
加速、ハンドリング、どれも反応が良いの一言に尽きます。
ここで、持っている小遣いをチョボチョボと使って、出来る軽量化をやり始めました。




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まず、タイヤ。
ビットリアの「ザフィーロ」からミシュランの「Pro4SC」に。
乗り心地やコーナリング、それと軽量化。
このタイヤだけでも結構な軽量化になった記憶があります。
それと走り心地がしっとりとして、細かいバイブレーションを吸収、
路面に吸い付く感じが増しました。ダウンヒルではこれ以上の安心感はないです。



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次にステム。
軽量化と短尺化をしました。ポジションの問題で、ノーマルステム100mmから
20mm短尺化して80mmのDEDAのアルミステムにしました。
ハンドリングがよりクイックになり、ある意味「凶暴」になりました。ww
まぁ、慣れてしまうとこれが普通になってしまうんですが。。。



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そしてシートポスト。
これもノーマルが固定し辛いのもあって軽量化と乗り心地を含め、
DEDAのカーボンシートポストに変更。
自転車の重心軸を下げたくて、上の部分の軽量化に拘りました。




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更に上の部分の軽量化をするべく、サドルをプロロゴのサドルに換装。
高かったけど、この変更は自転車の「振り」に大きな変化がありました。
ダンシング(立ちこぎ)の際の自転車の軽さを体感しました。


今年に入って数回レースに出ました。
これからもレースエントリーしていますが、ここら辺で乗ってみたシチュエーション別の
感想が僕なりにありますので、書いてみたいと思います。
僕のバイクは上記ノーマルから変更を加えています。
またコンポーネントはカンパニョーロアテナ11Sでクランクはカーボンの175mm、
ホイールはフルクラムレーシング5で、現在の重量はペダルレスで7.8Kg位だと思います。


平地の走行
まず、普通にCR等を走るにはとても良いバイクです。
ビギナーですとフロント周りが硬いと感じると思いますが、そんなに嫌な振動は無いです。
タイヤの空気圧や種類の方がこのあたりでは顕著に感じ方が変わると思います。
ゴッ、ゴッという感じでちょっとした舗装路のつなぎ目はいなしてくれます。
決してガツッ、ガツンという感じではないです。
文章では難しいところですが、僕の感じ方はそんな感じ。
後ろは結構トラクションの特性も良いし、振動の吸収もしてくれています。
シートステイは太めですが、あまり気にする程ではないですね。
走り方はケイデンスをせめて80台以上キープで走ると楽に進むバイクです。



ヒルクライム
僕は低いケイデンスでシッティング、トルクをかけて登るんですが、
こういう使い方にはあまり向いていないのかも。と思っています。
今シーズンが終わったらホイールをシャマルクラスに変更予定ですので、
また印象が変わるかもしれませんが、重心が後部にかかるヒルクライムのシチュエーションでは
後ろ三角のトラクションを良くしようとする特性がパワーを逃がすたわみになっているのかも。
なんだか後ろに「残る」感じがヒルクライム中に感じられます。


ダウンヒル
最もこのバイクが得意なシチュエーションだと思います。
富士山に試走した際、60Km以上で下りてきましたが、路面がそれ程良いわけではなかったのにも
関わらず、良好でした。
ところどころ路面の「ひび割れ」があるんですが、乗り越えるときにも安定しています。
フロント周りの剛性が高いからなんでしょうね。
ハンドリングは弱アンダーで、トレースしようとするラインより若干膨らみます。
ただ、これをハンドルで修正しようとすると、ややピーキーな反応で一気に
オーバーステアになる事があります。(僕のステムが短く変更しているせいかも知れませんが)
コーナリングのアンダー修正は体重をもう少し内側に倒す事で修正できます。
ダウンヒルでの安定感でしたらピナレロのクワトロよりは上のようです。


今後のレースを考える。
今後のレース参加を考えると、バイクを2台体制にしようかと考えています。
エンデューロ、ロング系、ブルペにはこのボッテキアで、
ヒルクライムにはBH ULTRALIGHT RCを導入しようかと考えています。
どちらもロング、ヒルクライムと違う方向にベクトルは向いていますが、
オールラウンダーのバイクという事が基準にあるので、そんなに極端な
キャラクターでは無い筈。
ホイールはあくまでも軽量でもアルミに拘り、タイヤもクリンチャーに
拘って行こうと考えています。
カーボンが嫌いなわけではないのですが、ダウンヒルにおいてまだ
自分では危険な感じがしますので。



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ボッテキアの方は今シーズン終了後に手を加えるつもりでいます。
現在のペダルをLOOKのKeoからスピードプレイに変更、
これは膝を気にしての事です。
ホイールをカンパニョーロシャマルクラスに。
その前に、コンポーネントをシマニョーロ仕様に変更も考えて
ホイールの選択をしたいと考えてます。
ハンドルバー、ステムを3Tカーボン化、サドルをサンマルコのゾンコランとの併用、
シートポストを3Tのカーボンに変更。まぁこれはあくまで希望です。(^^;;
また、BH ULTRALIGHT RCを買う場合、コンポは
カンパのEPSを考えています。
現在のボッテキアのATHENA11sを移植しつつEPS化しながらという感じ。
これもまだまだ先になるかとは思いますが。。。



自転車は面白いですね。
アスリートとして競技者の自分がいます。
これは肉体的な部分で純粋なアスリートです。
ボクサーやマラソンランナーに似た性質で体重がキーワード。
ダイエットをして体重を減らしつつ、心肺機能と筋力を鍛えます。
これが自転車で長距離を走ったり、山を登るのには絶対に必要と考えられています。
ダイエットに失敗して体力が落ちてしまったり、体重が軽くならないと、
それは自分の負荷として跳ね返るストイックな世界です。

もう一つはメカニックとしての自分がいます。
フレームの選択、自転車に装着する機材の適正化は自分の持っている予算との
兼ね合いもあるあたり、小さなF1レースチームみたいなものでもあります。
ドライバーでもある自分の特性を知り、ベストな選択をしてマシンを作り上げていきます。
これもまた、エンジニアの端くれとして面白い部分であり、全て自分でやってみたい
ところでもあります。
殆どの人はショップと二人三脚でやっていく部分だとは思いますが。。。

最後にチームプレイ。
これはレースによっては必要ないファクターでもありますが、
チームで走る場合、必要な時があります。
これが日本的というか、チームに只一人のエースをゴールに一番最初に
運ぶための捨て駒にエース以外のチームメイトがなっていくのです。
ただ、シナリオ通りには中々行きません。
エースが事故でレースの続行が出来ない場合、チームオーダーが急遽変更されたりもします。
こういった犠牲的精神と自分を投げ出して協力していくチームワークのとり方。
ここも非常に面白いとこです。
もうすぐ世界で一番大きなサイクルロードレース、ツール・ド・フランスが始まります。
ここではこういった犠牲的精神に基づいたレースが毎日、当たり前のように繰り返されていきます。


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先日のMt富士ヒルクライムの完走証明書と一緒に送られてきたコラムスペーサーリングを
装着しました。
タイムによって色が違います。
65分以内ですとゴールド、
75分以内でシルバー、
90分以内でブロンズ
それ以上はこのブルーです。
ヒエラルキー(階級制度)といえば、アスリートとしてみると確かにそうですね。
でも、仲間と一緒に走れる喜びと思えば、それはお正月に揃う親類みたいなもので、
今年もここでみなんなが集まって元気に登れるっていうスタンスも良いのかと思います。
まだ足掻く事を諦めていない僕はあくまでタイムに拘りますけどね。
来年は少しでもブロンズのリング獲得の可能性が広がるように、努力と工夫をしてまた望みたいと思います。
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by seawolf_squall | 2013-06-16 09:36 | 自転車関連


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